直毛でもパーマはかかる?直毛の人におすすめのパーマと長持ちさせるコツとは

オシャレを楽しむ為にヘアスタイルを変えたくても、直毛の髪質でうまくスタイリングできない人もいるのではないでしょうか。直毛の人はスタイリング剤を使っても、髪が戻ってしまうことも多いでしょう。

ヘアスタイルを楽しむ為のパーマはよく知られていますが、直毛の人でもうまくかかるのか気になるでしょう。ここでは、直毛の人におすすめのパーマの種類、パーマを長持ちさせるポイントについて解説します。直毛でパーマを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

パーマがかかりづらい髪質とは

パーマは誰にでも同じようにかかるわけではなく、髪質によってはかかりづらい髪質があります。パーマをかける前に美容師に相談することで、パーマ後に「なんだかイメージと違う」などのミスマッチを軽減できます。

髪の健康状態などによってパーマのかかりづらさは異なりますが、パーマがかかりづらい髪質は主に4つです。

  • 健康毛
  •  ダメージヘア
  •  細く柔らかい髪
  •  直毛

それぞれ説明していきましょう。

健康毛

カラーリングやパーマをかけたことがなく、髪内部が傷んでいない健康毛はパーマ液が浸透しづらいこともあります。初めてパーマをかける際には、パーマがかかりづらいこともあるでしょう。

ダメージヘア

何度も縮毛矯正した髪などのダメージヘアは、髪内部のタンパクが傷んでいることが多く、パーマ液が反応する成分が少なくなっていることもあります。パーマ液が反応しづらいことで、パーマがかかりづらくなります。

細く柔らかい髪

細く柔らかい髪はキューティクルに隙間がないのでパーマ液が浸透しづらく、髪内部にタンパクが少ないことがほとんどです。パーマ液が浸透しづらく反応する成分が少ないので、細く柔らかい髪はパーマがかかりづらいといえるでしょう。

直毛

直毛はキューティクルに厚みがあり、パーマをかけても戻ろうとする力が強いのが特徴です。真っ直ぐに戻ろうとする力が強いので、直毛はパーマが長持ちしづらい髪質だといえます。

直毛の人におすすめのパーマとは

直毛でスタイリングを楽しむのパーマにおいて、直毛に人に合っているパーマについて気になるでしょう。直毛の人におすすめのパーマは2つあります。

  • デジタルパーマ
  • ポイントパーマ

それぞれ説明していきましょう。

デジタルパーマ

直毛の人はキューティクルに厚みがあることでパーマ液が髪内部に浸透しづらく、パーマがかかりにくいこともあります。パーマがかかりづらい直毛であれば、熱の力を利用するデジタルパーマがおすすめです。

デジタルパーマはパーマ液で髪内部のタンパク構造を変化させ、熱を髪に与えるロッドを巻き込むのが特徴です。熱の力で構造が変化したタンパクを安定化させ、再度パーマ液を塗布することでタンパクを再結合することで髪に動きをつけます。

髪を巻き込むロッドを使用するので、ある程度の髪の長さが無ければデジタルパーマはできないので要注意です。

ポイントパーマ

ポイントパーマは髪全体ではなく、部分的にかけるパーマとなります。パーマをかけるのは毛先となり、直毛にもかけやすいのが特徴です。毛先にパーがかかることで髪に動きを与えることができ、ボリュームアップにもなります。

毛先のセットが楽になるのでスタイリングの時短になり、髪へのダメージ範囲が少ないです。ポイントパーマは通常のパーマと同じ施術になりますが、毛先だけに行なうのがポイントです。

髪全体と比べて毛先であればパーマがかかりやすいので、ポイントパーマは直毛の人におすすめのパーマだといえるでしょう。

パーマを長持ちさせるポイント

直毛の人はパーマがとれやすいので、少しでも長持ちさせるコツを知りたいですよね。パーマ長持ちのポイントは主に3つあります。

  • パーマ当日のシャンプー
  • ダメージケア
  • 髪の乾かし方

それぞれ説明していきましょう。

パーマ当日のシャンプー

洗浄力が強いシャンプーはパーマを弱めてしまうことがあるので要注意です。パーマをかけた当日は薬剤反応が進行中であり、パーマがとれやすい状態でもあります。パーマをかけた当日のシャンプーは洗浄力が強いシャンプーを使わないようにして、刺激を与えないようにしましょう。

ダメージケア

紫外線などのダメージケアでパーマを長持ちさせることができます。ダメージを受けてしまうとパーマがとれやすくなるので、保湿トリートメントを使いケアするようにしましょう。

過度なブラッシングでも髪が傷んでしまうので、ブラッシングは優しく行なうようにしましょう。

・髪の乾かし方

髪が濡れている状態でドライヤーを使う人は多いかもしれませんが、高温による温度変化でパーマはとれやすくなってしまいます。髪を乾かす際はドライヤーだけではなく、タオルドライを行なうことでドライヤーによる熱のリスクを抑えられます。

しっかりタオルドライをしてからドライヤーで髪を乾かすようにしましょう。

まとめ

直毛の人はキューティクルに厚みがありパーマ液が浸透しづらいので、パーマがかかりづらい髪質だといえます。パーマがかかりづらい直毛の人は「デジタルパーマ」「ポイントパーマ」の2つがおすすめです。

ポイントパーマは髪へもダメージも少なく髪に動きを出しやすいので、パーマ初心者にも有効です。パーマを長持ちさせるためにはセルフメンテナンスが重要であり、ダメージケアや髪の乾かし方などすぐに取り入れることが可能です。

直毛の人でパーマのかかりづらさに悩んでいるのであれば、まずは美容師に相談するようにしましょう。