カラーリングの繰り返しで傷む髪・チリチリ、うねり、膨らみをどう解消する?

カラーリングの繰り返しによる髪の傷みにどう対処していますか?

ごわごわ、パサつき、チリチリ、うねり、膨らみなどカラーリングを繰り返すと、思わしくない髪の状態になりやすいです。

こうなってはせっかくカラーリングで色が美しくなった髪の魅力も半減してしまいます。そこで、効果的な解消法を紹介しましょう。

 

 

髪は弱酸性が理想

髪の理想の状態は弱酸性です。それがカラーリングを繰り返すと、アルカリ性になっていきます。

どうしてアルカリ性だといけないのか考えてみましょう。

 

・弱酸性の髪質

髪が弱酸性だと、ツヤも手触りもよく、安定した状態です。

なぜかというと、酸性に傾いた髪はキューティクルが閉じているからです。

髪の構造を見ると、外側からキューティクル、コルテックス、メデュラの順で成り立っていますが、このキューティクルが引き締まっていると、ツヤのある髪になります。

 

・アルカリ性の髪質

アルカリ性になった髪は、ごわつく、パサつきなどの症状が起きやすくなります。

つまり、髪が傷んだ状態になるのです。したがって、アルカリ性になった髪は弱酸性に戻してやる必要があります。

 

 

カラーリングの仕組み

カラーリングの仕組みがどうなっているのか詳しく見てみましょう。

 

・キューティクルを開いて、色を閉じ込める

カラーをするときは、アルカリ剤でキューティクルを開いて、髪の黒色成分であるメラニン色素を抜き、染料を浸透させ、キューティクルをまた閉じます。

このキューティクルを開いたり閉じたりという過程で内部のタンパク質が漏れ出て、髪が傷みやすくなります。

 

 

カラーリングの繰り返しによるトラブルの解消法

カラーリングの繰り返しで髪が傷むなどのトラブルが生じたときは、どう解消すればいいのか考えてみましょう。

 

弱酸性に戻す

髪が弱酸性に戻れば元のつやや手触りが戻ります。

その方法ですが、しっかりヘアカラー用シャンプーで薬剤を落とします。

そのうえで、トリートメントなどを使い、開いたキューティクルを引き締め、髪を弱酸性にするようにしてください。

なお、数日かかります。

ヘアカラーで染めた髪もいつかは退色してきます。

そのためにカラーリングを繰り返すことになりやすいのですが、少しでもヘアカラーを長持ちさせる工夫も必要です。

その方法はいくつかありますが、ヘアカラーの直後にはできるだけパーマをかけない、紫外線対策として帽子をかぶる、ヘアカラー後1週間程度はトニックや育毛剤の使用を避けるなどの対策があります。

 

美容室で効果的な施術を受ける

ヘアカラーの繰り返しで髪が傷んだ場合、信頼できる美容室に相談するのもおすすめです。

いろいろな美容室がありますが、当店では効果的な施術を用意しています。

髪の失われた栄養補給ができる髪質改善トリートメントは特に効果が大きいです。この施術を受けると、傷んだ髪も回復しやすくなるでしょう。

 

 

まとめ

カラーリングの繰り返しによるトラブルは避けたいところですが、どうしてもさまざまな症状が起きやすくなります。

その場合でも、効果的な対処法を講じれば、髪の状態がある程度は回復します。

したがって、諦めずに自分でも努力し、それでも足りなければ当店でまずは施術受けてみてください。