白髪が目立つから抜きたい…抜いていいものなのかについて解説

白髪が目立つようになるとどうしても老けて見られます。ですから数本白髪が生えている程度なら、抜いてしまうのが手っ取り早いと思いがちです。ただし白髪は抜かないほうがいいと言われています。その理由についてまとめました。

白髪は抜くべきではない理由

結論から言うと、白髪は抜くべきではありません。その理由はメリットよりもデメリットの方が大きいからです。無理やり白髪を抜いてしまうと、毛根ダメージの懸念があるからです。毛根が傷つくとくせ毛になったり、最悪髪の毛が二度と生えてこなくなってしまったりします。また白髪は一時的なものという可能性もあります。老化や遺伝によるものでなければ、黒髪が再生する可能性もあります。

また髪の毛を無理やり引き抜くと、痛いでしょう。痛いだけでも深いですが、頭皮のコンディションを悪化させかねません。頭皮がダメージを受けて、炎症が起こってひりひり痛みが継続する、もしくはかゆみを引き起こす恐れもあります。

・抜いても減らない
また白髪を抜いても、基本その毛穴からは白髪がまた生えてきます。つまり量を減らす結果にはなりません。そもそも髪の毛はメラノサイトという色素細胞で自力で毛染めを行っています。白髪になるのは、このメラノサイトが機能していないからです。この問題が解決しなければ、白髪はなくならないです。

白髪を減らすには?

もし白髪を減らしたいと思っているのであれば、白髪の生える要因を解決することです。そのためには生活習慣の見直しが大事です。バランスの良い食事を心がける、睡眠時間を確保する、ストレス発散するなどに気を付けましょう。特に食生活は大事で栄養不足で白髪になる場合もあります。また頭皮マッサージをするのはおすすめです。血行促進され、栄養が十分供給されるので色素細胞の働きが活性化するかもしれません。

・病気に注意
白髪の原因はたいていが加齢や遺伝によるものです。ただし稀ですが、病気で白髪になってしまう場合もあります。甲状腺の機能低下で白髪が起きる可能性があるからです。急に白髪が増えた、どこか体の調子が悪いなどの自覚症状があれば、病院で相談しましょう。

まとめ

白髪は抜いても根本的な解決にはなりません。上で紹介した生活習慣の見直しのほかにも、白髪染めで対処する方法もあります。当店では上質な薬剤を使って白髪を染める施術を用意しております。経験豊富なカラーリストが白髪の状態や頭皮の状況などを見て、適切に染めさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。