気軽に髪を染められる市販の泡カラーなどのホームカラーは人気商品です。
美しい髪色にしたいと思っている人の多くが、自宅でカラーリングすることも多くなっています。
その一方で、ホームカラーは髪が傷みやすいとも言われています。
そこで、ホームカラーによる髪の傷みの解決法とサロンカラーの良さを紹介します。
ホームカラーで髪が傷む原因
ホームカラーでなぜ髪が傷みやすいのか、原因を見てみましょう。
・強い薬剤を使っている
ホームカラーでは、どのような髪質の人の髪でも染められるように強い薬剤を使っています。
主な材料としては酸化染料や界面活性剤、アルカリ剤、過酸化水素などがありますが、成分が強い分、髪や頭皮を傷めることが多くあります。
・色が明るくなりすぎる場合やアレルギーになることも
強い薬剤成分を使っているホームカラーでは色が明るくなりすぎたり、ムラが生じたり、アルカリアレルギーやジアミンアレルギーなどの症状が出たりする場合があります。
また、繰り返しの使用により、髪がどんどん縮れてビビるという、よからぬ症状が起きることもあります。
ホームカラーで髪が傷んだら?
ホームカラーで髪が傷んだらどうすればいいのでしょうか?対処法を考えてみましょう。
・ヘアカラー用シャンプーを使う
ヘアカラー用のシャンプーはカラー剤をよく落とすほか、毛髪を傷めない、ダメージを抑える、色落ちを抑えるなどの効果があります。そのため、ホームカラーでの髪の傷みを最小限にしてくれるでしょう。
・ヘアカラー用のトリートメントもおすすめ
ヘアカラー用のシャンプーを使った後は、ヘアカラー用トリートメントを使うのがおすすめです。
アルカリ性になった髪を効率的に弱酸性に戻し、髪質がよくなります。
ただし、弱酸性に戻るのに1週間ほどかかることを覚えておいてください。
ホームカラーよりもサロンカラーの方がいい理由
ホームカラーは髪が傷みやすいということですから、サロンカラーの方がいいのですが、その具体的な理由をチェックしてみましょう。
美容室のカラーは髪へのダメージが少ない
市販のヘアカラーが強い薬剤を用いているのに対して、美容室のカラーは髪へのダメージを極力抑えるような材料が配合されています。
中には、天然成分を使用したカラー剤で染めてくれる美容室もあり、そのような美容室では髪や頭皮が傷む心配があまりありません。
ホームカラーの場合、髪全体をまとめて染めるでしょう。
しかし、それだとカラーをしていなかった部分とカラーで傷んだ部分も同じように染め、傷んでいる部分のちぢれのみが進みやすくなります。
それに対して、サロンカラーでは美容師が部分部分で材料を使い分け、ちょうどい配合にしています。
また、アレルギーのパッチテストなどもしてくれる場合があり、アレルギー防止にも役立つでしょう。
J.BLOODの髪質改善トリートメント
サロンカラーと同時にホームカラーで傷んだ髪をサロンで修復してもらうこともできます。
当店では、髪質改善トリートメントを施しています。
毛髪強化、毛髪保護、毛髪密度アップ、コーティングの4ステップトリートメントで美髪を実現しておりますので、ご検討ください。
まとめ
気軽に髪を染められるホームカラーには誰もがやりやすいというメリットがあります。
確かに髪がきれいに染まることは染まるのですが、繰り返していくとさまざまな弊害が生じやすくなるでしょう。
もちろんその弊害を解消する方法はあります。
それでも本当に美しく健康的に髪を染めようと思ったら、サロンカラーの方がおすすめです。